fc2ブログ
平成17年度 行政書士試験 問題47は、「原爆実験及び水爆実験」に関する空欄補入問題でした。

「核兵器・宇宙開発関連の主な事件」とされていますが、原爆実験及び水爆実験についての知識を問うものです。ここまで知っている方は、ほとんどいないでしょう。なので、捨て問でもいいかと思います。
ただ、「アルジェリアのサハラは、元フランス領で、アルジェリア独立後は、フランスの実験は、ムルロア環礁で行われていた。」ということを知っていれば、空欄Bにフランスが入ることが分かります。

解説は、むなしいので、解答だけにします。

では、平成17年度 行政書士試験 問題47の解答を載せておきます。
なお、今後の試験により重要だと思われる「核実験に関する条約」及び「宇宙開発の歴史」についてまとめたものを載せておきます。





問題47 次の年表は、1962年のキューバ・ミサイル危機を挟んだ1954年~1970年における核兵器・宇宙開発関連の主な事件を記載したものである。〔 A 〕 ~〔 E 〕 の中に入る国名の正しい組合せはどれか。

1954年 3月 1日 アメリカ、水爆実験 (ビキニ環礁)
1957年 5月15日 〔 A 〕 、水爆実験 (クリスマス島)
      8月26日 ソ連、ICBM実験成功を発表
     10月 4日  ソ連、史上初の人工衛星スプートニク1号打ち上げ
1958年 1月31日 アメリカ、人工衛星エクスプローラー1号打ち上げ
1960年 2月13日 〔 B 〕 、原爆実験 (サハラ)
1962年 10月22日~28日 キューバ・ミサイル危機
1963年 8月 5日 米ソ英、部分的核実験停止条約調印
1964年 10月16日 〔 C 〕 、原爆実験
1967年 6月17日 〔 D 〕 、水爆実験
1968年 7月 1日 核拡散防止条約調印
      8月24日 〔 E 〕 、水爆実験
1970年 4月24日 中国、人工衛星打ち上げ

    A       B       C       D      E
1 ソ  連   イギリス   フランス   中  国   フランス
2 アメリカ   フランス   イギリス   フランス   中  国
3 イギリス   フランス   中  国   中  国   イギリス
4 イギリス   イギリス   フランス   フランス   中  国
5 イギリス   フランス   中  国   中  国   フランス








問題47 正解 5
A イギリス
B フランス
C 中国
D 中国
E フランス

以上より、正解は5となる。

【核兵器に関する条約】
1963
8月5日
アメリカ、ソ連及びイギリスは、部分的核実験停止条約に調印
※ 宇宙空間、大気圏内及び水中における核兵器の爆発的実験を禁止 (なお、地下での実験は禁止しない)
1968
7月1日
国連総会において、核拡散防止条約 (NPT)を採択
※ アメリカ、ソ連、イギリス、フランス及び中国の5カ国を核兵器国とし、核兵器がそれ以外の国に拡散することを防止
1972
5月
アメリカ・ソ連間において第一次戦略兵器制限交渉 (SALTⅠ)に調印
※ 核爆弾の運搬手段である地上発射型弾道ミサイルの保有数を制限
1979
6月
アメリカ・ソ連間において第二次戦略兵器制限交渉 (SALTⅡ)に調印
※ 核爆弾の運搬手段である大陸間弾道ミサイル (ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM)及び重爆撃機を制限
※ ソ連のアフガニスタン侵攻により、アメリカの議会が批准しなかったため、未発効
1987
12月8日
アメリカ・ソ連間において中距離核戦力 (INF) 全廃条約に調印
※ 有効射程距離が5,500km未満の弾道ミサイル・巡航ミサイル及びそのミサイルに搭載する核爆弾を1991年までに全廃することで合意。なお、有効射程距離が5,500km以上の弾道ミサイルは、大陸間弾道ミサイル (ICBM) と呼ばれている。
1991
7月
アメリカ・ソ連間において第一次戦略兵器削減条約 (STARTⅠ)に調印
※①核爆弾の運搬手段である大陸間弾道ミサイル (ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM)及び重爆撃機の削減
②ソ連の保有している重ICBM (発射重量又は投射重量が大きいICBMを指し、多弾頭化されたSS-18がこれに該当) の上限を規定
③配備される戦略核弾頭数の総数を6000発に制限
1993
1月
アメリカ・ロシア間において第二次戦略兵器削減条約 (STARTⅡ)に調印
※ アメリカがABM条約から脱退したことを理由に、ロシアがSTARTⅡ議定書の批准を拒否したため、未発効
1996
9月
国連総会において、包括的核実験禁止条約 (CTBT)を採択
※ あらゆる空間 (宇宙空間、大気圏内、水中及び地下) における核兵器の爆発的実験及び他の核爆発を禁止
2002
5月
アメリカ・ロシア間において戦略核兵器の削減に関する条約 (モスクワ条約) に調印

【宇宙開発の歴史】

1957
10月4日
ソ連、世界初の人工衛星スプートニク1号を打ち上げ
1958
1月31
アメリカ、初の人工衛星エクスプローラー1号を打ち上げ
1962
4月26
イギリス、初の人工衛星エーリアル1号を打ち上げ
 
9月29
ソ連、テレシコワ氏がボストーク6号に搭乗し、人類史上初の女性宇宙飛行士となった。その時に発した「ヤー チャイカ (わたしはカモメ)」は有名
1965
1126
フランス、初の人工衛星ディアマンA-1号を打ち上げ
1966
1月31
ソ連、ルナ9号が世界初の月面軟着陸に成功
 
6月2日
アメリカ、サーベイヤ1号が初の月面軟着陸に成功
1967
1010
国際連合の月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約 (いわゆる宇宙条約) 発効
※ 宇宙空間 (天体を含む) における探査及び利用の自由、宇宙空間の領有の禁止、宇宙の平和利用の原則、国家への責任集中の原則等が定められている。
1968
1221
アメリカ、アポロ8号が有人宇宙船として世界で初めて月を周回
1969
7月20
アメリカ、アポロ11号が月面に着陸し、人類史上初めてアームストロング氏が月面に立った。その時に発した、「That's one small step for〔a〕man, one giant leap for mankind. (これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。)」は有名
1970
4月24
中国、初の人工衛星「東天紅」を打ち上げ
1971
4月19
ソ連、世界初の宇宙ステーションであるサリュート1号を打ち上げ
※ 宇宙ステーションは、宇宙空間において、そこで人間が生活できるように設計された人工の物体である。なお、宇宙ステーションは、宇宙船のような推進用のエンジン等を持っていない
1973
5月14
アメリカ、初の宇宙ステーションであるスカイラブ1号を打ち上げ
1981
1111
アメリカ、世界初の有人再使用型ロケットであるスペースシャトル (コロンビア号) が運用飛行に成功
1992
9月12
スペースシャトル (エンデバー号) に日本人初の毛利衛氏が搭乗
2004
1月14
アメリカ、ブッシュ大統領が新宇宙政策を発表
※ スペースシャトルの引退、有人月面探査の再開、宇宙ステーションの2010年の完成等



ブログランキングに参加しています。よろしければ、ポチっとお願いします。
人気ブログランキングへ

 

 

 

ホームページ制作会社探しなら【BB Planet.jp】
スポンサーサイト



2009.10.29 Thu l 行政書士試験 平成17年度 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://hiroohirooyagi.blog54.fc2.com/tb.php/551-66266bab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)