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平成17年度 行政書士試験 問題40は、「民法」に関する記述式問題でした。

旧試験制度の下での問題ですが、参考にしてください。

では、平成17年度 行政書士試験 問題40の解答解説を載せておきます。






問題40 次の文章を読み、〔 A 〕 (漢字2字) 〔 B 〕 (漢字3字) に当てはまる最も適切な語を記入しなさい。

 消費貸借契約は、〔 A 〕 契約であるから、相手方から目的物を受け取ることによって成立するが、これに先立って貸主の債権を担保するために抵当権が設定された場合にも、判例は、この抵当権の設定を有効と解している。すなわち、貸主の返還請求権は目的物の授受の時に生じ、抵当権設定当時にはまだ存在していないはずであるが、判例は、抵当権は将来の債権のためにも設定できるものとして、抵当権の 〔 B 〕 を緩和しているのである。







問題40 正解 A 要物  B 付従性
A 要物
 要物契約とは、当事者の合意のほかに、一方の当事者が物の引渡しその他の給付をすることによって成立する契約をいう。典型契約のうち、消費貸借、使用貸借及び寄託は、要物契約である。

■ なお、要物契約と対比される契約は、諾成契約と呼ばれている。ここに諾成契約とは、当事者の合意だけで成立する契約をいう。

B 付従性
 抵当権は、その被担保債権があってはじめて存在し、被担保債権が消滅すれば抵当権も消滅する。抵当権のこの性質を抵当権の付従性と呼んでいる。
 抵当権の付従性を徹底すれば、被担保債権が発生しない限り、それを担保する抵当権も成立しないはずであるが、本問のように、判例 (大判昭和5年11月19日) は、抵当権の付従性を緩和し、消費貸借契約において、金銭を交付しないうちに抵当権を設定した事例について、抵当権の設定は有効であると解している。

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2009.10.27 Tue l 行政書士試験 平成17年度 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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