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先日の示談の件の続きがありそうで、交通事故の過失割合の算定についての本を購入した。
しかし、当方が必要としている自転車×自転車の過失割合については、載っていない。
事故類型の基準が足りないのであろうか?

各種のWebサイト上では、自動車×自動車の過失割合を類推する形でやればよいというような記述を見かけるが、基本的には、そうであろうが、こちらの必要とする事故類型は見当たらない。
修正基準も、自動車のものであって、自転車特有のものについては、当てはめることができない(例えば、速度違反が15km/h以上であれば+5~+10、30km/h以上であれば+10~+20となっているが、これを自転車に当てはめることは不適切であろう。)。

判例の積み重ねが必要なのであろうが、いまだ確たるものが出来上がっていない感じである。

しかも、ちょっと悪いと感じられる行為であれば+5、悪いと感じられる行為であれば+10、すごく悪いと感じられる行為であれば+20というように、まったく理論的ではない(法律学では、「差を設ける」という名の下に、ときとしてこの手法が用いられる。例えば、法定相続分の配偶者:子=2分の1:2分の1でこそ、理論的意味を見出せるが、配偶者:直系尊属=3分の2:3分の1、配偶者:兄弟姉妹=4分の3:4分の1に至っては、まさに差を設けるためのものでしかない)。

非常に理論化しにくいものであるため致し方ないとは思えるし、その適用を受ける一般の方もそれほど違和感なく受け入れられる基準なのであろうことを考えると、よく考えられた基準なのかもしれない。

ただ、事情を総合して検討すべきであるし、またそれほど明確な基準ともいえないため、その認定に関して商売が成り立つのであろうと思う。

確かに面白そうな分野ではある。ちょっと研究してみよう!

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2009.07.28 Tue l 事務所日記 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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