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本日、財団法人行政書士試験研究センターより、平成23年度行政書士試験合格発表がありました。
受験者総数66,297人で、合格者は5,337人、合格率は8.05%でした。

平成23年度行政書士試験では、一般知識等問題が易しかったため、合格率がかなり上がるかと考えていましたが、思った以上に記述式問題の採点が厳しく行われたようです。

合格なさった方には、心からおめでとうございますと申し上げます。
努力が実を結びましたね。

開業なさる方は、きちんと計画を立てられた上で、開業準備をなさってください。
各県の行政書士会で研修などを行っていますので、それに参加されるのもよいでしょう。
(福岡では、支部単位でも積極的に研修会を行っていますので、県の行政書士会を通じて、
各支部がどのような研修会を行っているのかを聞いて、訪問されるのもよいでしょう。)
ただし、あくまでも私見ですが、行政書士会の研修にそれほど期待されないほうがよいでしょう。
研修会の内容は、あくまでも業務に関する表面的なもので、それだけの知識で実務をやっていくことは、まず不可能です。
常々、弁護士のような研修制度が必要だと考えているのですが、営業秘密・顧客秘密を洩らしたくないと思っている会員が多い中で、そのような意見は少数派ですね(上記趣旨を行政書士会で提案したのですが、ある資格学校の講師に猛烈に反対されたのが印象的でしたね。そのとき、「ここは、食うか食われるかの世界なのだ!」と悟りました。)
それ以上に、顧客をつかむ努力は、大変です。
同窓会の幹事になったり、お付き合いの飲み会に自費でたくさん参加したりなど営業努力は並大抵ではありません。

でも、自由業の良さはあります。
娘を、週2回程度病院に連れて行く必要が生じたのですが、サラリーマンでは、とても許されないことでしょう。

自由と責任が自由業の本質のようです。


【宣伝】 
 東京法経学院刊「不動産法律セミナー平成24年2月号」から、『行政書士 記述式セミナー 行政法』と『行政書士 ステップアップ学習 行政法』の2本の連載が始まりました。
 『行政書士 記述式セミナー 行政法』は、まず記述式問題の書き方を理解していただき、その書き方を応用して予想問題を解いてもらう形式です。
 また、『行政書士 ステップアップ学習 行政法』は、行政法を初めて学ぶ方を対象に、基礎的な知識を過去問を解く力に結び付けるためのお手伝いをしています。
 3月号では、さらに、『行政書士試験行政法の攻略法』も書かせていただきました。初学者の方が合格する日程の立て方、問題の解き方などをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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2012.01.30 Mon l 行政書士試験 平成23年度 l コメント (0) トラックバック (0) l top