昨日は、行政書士会の福岡中央支部の総会・懇親会で、久しぶりに会員の方とお話しをしました。
新入会員の方も数人出席していらっしゃっていて、盛会でしたね。
たくさんお酒をいただいたため、帰宅後、すぐに熟睡。
ただ、深酒をした日は、夜中目が覚めると、それ以後、まったく眠れませんね。
しょうがないので、起きてテレビをつけたのですが、とても興味深い番組をやっていますね!!
NHK教育の「ハーバード白熱教室」です。
その昔、けっこう哲学少年をしていて、恩師渥美東洋先生の授業がとても好きだったのですが、その記憶がよみがえってきました。
「Justice」とは、何かについて、ソクラテス以来、ずいぶん議論されてきたのですが、結局当方には、アウトラインぐらいしか分からなかったですね。
ただ、その議論が、現在の「小さな政府」論等と結びついている点は、必ずおさえておかなければならないところですね。
講義を行っているマイケル・サンデル教授は、Communitarianism(人と人のつながり(コミュニティ)の価値を重んじる政治思想)をとっている方のようですが、当方が結構傾倒していたジョン・ロールズ教授らが提唱する自由主義とどのような違いがあるかが興味深いですね。
この番組のガイドを見ていて、ちょっとビックリしたのは、ジョン・ロールズ教授の『A Theory of Justice』(紀伊國屋書店)が絶版になっていたことです。
よい書籍がなくなるのは残念ですね。
それ以上に残念なのは、今の当方の頭脳には、せいぜい『鬼平犯科帳』のコミック版が合っていることでしょうか。
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