本日、財団法人行政書士試験研究センターより、平成25年度行政書士試験合格発表がありました。
受験申込者数70,896人、受験者総数55,436人で、合格者は5,597、合格率は10.10%(平成23年度は9.19%)でした。
平成25年度行政書士試験では、記述式問題がかなり易しかったため、合格率がかなり上がるかと考えていましたが、かなり記述式問題の採点を厳しく行ったようですね。
平成24年度行政書士試験合格発表の記事でも書いたのですが、指定試験機関である財団法人行政書士試験研究センターは、「合格率を10%未満に抑えたいようです」ね(正確には、合否決定は、都道府県知事がすることになっているのですが、財団法人行政書士試験研究センターからの採点を事実上追認しているのが実情のようです。)。
合格なさった方には、心からおめでとうございますと申し上げます。
努力が実を結びましたね。
開業なさる方は、きちんと計画を立てられた上で、開業準備をなさってください。
なお、昨年度の記事を再度掲載しておきます。
行政書士の主な開業費用 (当方が入会当時)は、次のとおりです。
・登録免許税 3万円
・日本行政書士会連合会登録手数料 2万5000円
・福岡県行政書士会入会金 20万円
・行政書士会会費 2万4000円*
・職印 1万円程度
・その他雑費 1万円程度
・名刺 2000円程度
* 福岡県行政書士会福岡中央支部の場合、月8000円であり、3箇月ごとに3箇月分が徴収されます。内訳は、福岡県行政書士会会費5,500円、福岡県行政書士会福岡中央支部会費2,500円です。
このほかに、個人開業の場合、事務所を持たなければなりません。
自宅でも開業できますが、いろいろ条件がありますので、開業の際は、まず各都道府県の行政書士会に問い合わせをなさった方がよいでしょう。
※以上の詳細については、拙稿「開業ガイダンス」(東京法経学院発刊「不動産法律セミナー 2014年1月号)をご覧ください。
不動産法律セミナー2014年1月号(新しいウィンドウでアマゾンのサイトが開きます)
また、今まで学習なさったことと、実務では大きな違いがありますので、各都道府県の行政書士会やその支部で行われている研修などに参加されるのもよいでしょう。
(福岡では、支部単位でも積極的に研修会を行っていますので、県の行政書士会を通じて、
各支部がどのような研修会を行っているのかを聞いて、訪問されるのもよいでしょう。)
これは、以前書いたことですが、常々、弁護士のような研修制度が必要だと考えています。しかし、営業秘密・顧客秘密を洩らしたくないと思っている会員が多い中で、そのような意見は少数派ですね(上記趣旨を行政書士会で提案したのですが、ある資格学校の講師に猛烈に反対されたのが印象的でしたね。そのとき、「ここは、食うか食われるかの世界なのだ!」と悟りました。)
それ以上に、顧客をつかむ努力は、大変です。
同窓会の幹事になったり、お付き合いの飲み会に自費でたくさん参加したりなど営業努力は並大抵ではありません。
でも、自由業の良さはあります。
当方は、自宅で母の介護と娘の療育を行っていますが、サラリーマンでは、とても困難であり、かつ、許されないことでしょう。
自由と責任が自由業の本質のようです。
【宣伝】
平成26年度行政書士試験に向けて、今年も東京法経学院福岡校にて講義を行います。
2月8日(土)からですので、福岡地方にお住いの方で、平成26年度行政書士試験の合格を目指される方は、ご検討ください。
なお、2月1日(土)に東京法経学院福岡校にて公開講座を開きます。無料ですので、ぜひおいでください。
東京法経学院 行政書士本科2014
受験申込者数70,896人、受験者総数55,436人で、合格者は5,597、合格率は10.10%(平成23年度は9.19%)でした。
平成25年度行政書士試験では、記述式問題がかなり易しかったため、合格率がかなり上がるかと考えていましたが、かなり記述式問題の採点を厳しく行ったようですね。
平成24年度行政書士試験合格発表の記事でも書いたのですが、指定試験機関である財団法人行政書士試験研究センターは、「合格率を10%未満に抑えたいようです」ね(正確には、合否決定は、都道府県知事がすることになっているのですが、財団法人行政書士試験研究センターからの採点を事実上追認しているのが実情のようです。)。
合格なさった方には、心からおめでとうございますと申し上げます。
努力が実を結びましたね。
開業なさる方は、きちんと計画を立てられた上で、開業準備をなさってください。
なお、昨年度の記事を再度掲載しておきます。
行政書士の主な開業費用 (当方が入会当時)は、次のとおりです。
・登録免許税 3万円
・日本行政書士会連合会登録手数料 2万5000円
・福岡県行政書士会入会金 20万円
・行政書士会会費 2万4000円*
・職印 1万円程度
・その他雑費 1万円程度
・名刺 2000円程度
* 福岡県行政書士会福岡中央支部の場合、月8000円であり、3箇月ごとに3箇月分が徴収されます。内訳は、福岡県行政書士会会費5,500円、福岡県行政書士会福岡中央支部会費2,500円です。
このほかに、個人開業の場合、事務所を持たなければなりません。
自宅でも開業できますが、いろいろ条件がありますので、開業の際は、まず各都道府県の行政書士会に問い合わせをなさった方がよいでしょう。
※以上の詳細については、拙稿「開業ガイダンス」(東京法経学院発刊「不動産法律セミナー 2014年1月号)をご覧ください。
不動産法律セミナー2014年1月号(新しいウィンドウでアマゾンのサイトが開きます)
また、今まで学習なさったことと、実務では大きな違いがありますので、各都道府県の行政書士会やその支部で行われている研修などに参加されるのもよいでしょう。
(福岡では、支部単位でも積極的に研修会を行っていますので、県の行政書士会を通じて、
各支部がどのような研修会を行っているのかを聞いて、訪問されるのもよいでしょう。)
これは、以前書いたことですが、常々、弁護士のような研修制度が必要だと考えています。しかし、営業秘密・顧客秘密を洩らしたくないと思っている会員が多い中で、そのような意見は少数派ですね(上記趣旨を行政書士会で提案したのですが、ある資格学校の講師に猛烈に反対されたのが印象的でしたね。そのとき、「ここは、食うか食われるかの世界なのだ!」と悟りました。)
それ以上に、顧客をつかむ努力は、大変です。
同窓会の幹事になったり、お付き合いの飲み会に自費でたくさん参加したりなど営業努力は並大抵ではありません。
でも、自由業の良さはあります。
当方は、自宅で母の介護と娘の療育を行っていますが、サラリーマンでは、とても困難であり、かつ、許されないことでしょう。
自由と責任が自由業の本質のようです。
【宣伝】
平成26年度行政書士試験に向けて、今年も東京法経学院福岡校にて講義を行います。
2月8日(土)からですので、福岡地方にお住いの方で、平成26年度行政書士試験の合格を目指される方は、ご検討ください。
なお、2月1日(土)に東京法経学院福岡校にて公開講座を開きます。無料ですので、ぜひおいでください。
東京法経学院 行政書士本科2014
スポンサーサイト