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行政書士試験 過去問題集について、考えている点をいくつかメモしておきます。

① 解説を書いていないものは論外
 たとえば、「1 妥当である。」で終わっていたり、その後の解説で、問題文をそのまま引用するものの類です。
※ この手の行政書士試験 過去問題集が出回る原因は、資格学校・出版社において、まず内部生又は登録者向けに簡単な解答解説集を作成し、それをそのまま過去問題集に流用することにあるようです。時間がないので、そのようにせざるを得ないのでしょうが、受験生に優しくないですね。

② 解説の詳しいものを選ぶ
※ 解説が詳しいからといって、内容が正しいとか、質が高いということが理論的に帰結されるものではありません。
 しかし、市販の行政書士試験 過去問題集をみると、解説が詳しいほど、内容が正しかったり、質が高かったりします。つまり、事実論では、これが結びつくのです。
 なお、解説を詳しくしていないことをウリにするものがありますが、そういうものは、概して解説執筆時間が取れないための理由のすり替えである場合があります。
  
③ 執筆者が手を抜いていないものを選ぶ
 解説は、手を抜こうと思えば、いくらでも手を抜けます。先ほどの「1 妥当である」に問題文を多少変えた形で引用する方法もその一つです。
 しかし、悲しいことに、それを見抜けるのは、学習をしっかりとされた方なのでしょうね。
 そこで、一つのメルクマールとして、平成21年度 行政書士試験 問題15をあげておきます。この点、当方のブログをご参照ください。

④ 基礎法学の解説がしっかりしているものを選ぶ
 基礎法学は、条文そのものが出題されることが少ないので執筆者の力量が問われます。そこで、きちんとした内容のものが書かれていれば、執筆者の力量が十分だと判断することができるでしょう。

⑤ 一般知識において根拠があげられているものを選ぶ
 一般知識の解説において、根拠 (たとえば、条文、数値等)があげられていないものが大多数です。この原因は、ウィキペディアの類から知識を得て、そのまま執筆するためであろうと思います。
 確かに、この方法だと、執筆時間を大幅に節約することができます。たとえば、当方が試みたところでは、平成21年度 行政書士試験 問題49について、時間節約方法をとれば、30分程度で解説が書けてしまいます。これに対して、根拠条文を丁寧に拾うと、慣れていないせいもあるかと思いますが5時間以上かかりますね (学区制の根拠条文を調べるのに一苦労しました)。
 執筆時間の短縮は、執筆者の能力を上げるべき事柄であって、受験生にそのしわ寄せをすべきではないと思いますね。

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2010.01.23 Sat l 行政書士試験 本の選び方 l コメント (1) トラックバック (0) l top